権利メモ
働くあなたに送る
憲法は、人間らしく生き、働くための労働条件をすべての労働者に保障し、労働者を劣悪な条件で働かせることを規制しています。こうした主旨に沿って、労働基準法や最低賃金法、労働安全衛生法などの労働者保護法が定められたのです。 日本国憲法は @国民主権 A恒久平和 B基本的人権の尊重 の3原則から成り立っており、働くルールは基本的人権として保障されています。 |
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効力の順序 | |||
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憲法>法令>労働協約>就業規則>労働契約>業務命令(左の方が効力が強い) | |||
@労働協約・・・労働条件等を労使で取り決め、記名・押印したもの | |||
A就業規則・・・使用者が労働条件等を定めた規則 | |||
B労働契約・・・使用者と個々の労働者との契約 |
基本は憲法です。憲法25条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と国民の生存権を定め、27条では国民の働く権利を保障し、人間らしく働くための労働条件を法律で定めています。
誇りをもって働くために職場に憲法を |
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